2021年が終わり、新年が始まりました。
年末年始は神戸の実家で家族でゆっくり過ごしました。
帰省の新幹線からの富士がきれいでした。
2021年は具体的な開業の準備を始めた年でしたが、
開業のためには多くの歯科関係者と交流します。
これが大きな糧になりました。
学びになりました。
開業をする上で、たくさんのことを考えます。
自分のキャリアや強みであったり、地域のニーズであったり、
どんな歯科医師人生にしたいのかとかなどなど集中的に熟考します。
開業するということは基本的にはその地でずっと働くということです。
そうそう簡単には移転はできません。
物件の選定も内装のデザインも、「箱」の部分は変えづらい。
ですので、最初から時間が許す限り考え尽くす必要があります。
この過程が非常に重要だと実感しました。
物件にしても戦略にしても、業者にしても、
考えることが多く、選択肢も豊富です。
その一つ一つで最良の選択をしていきたいわけです。
最良の選択をするのは難しいです。
経験が豊富だと経験に基づいた決定ができます。
成功事例を踏襲することができます。
しかし初開業だとそれができない。
大きな判断をするときに、なにか指針がほしい。
この指針というのが、診療哲学であったり、VISIONであったりします。
「核」となる考えがしっかりしていればしているほど、自己決定が用意になります。
無数にある選択肢の中から選ぶ上での「迷い」が少なくなります。
年末年始をゆっくり過ごす中で改めて診療哲学を考えました。
迷いはさらに減りました。
ゴルフ場からの初日の出。
LOTUS 矢野