オステム社長ご訪問
縁あって、世界最大級インプラントメーカーであるオステム(OSSTEM)の法人長のオム社長がLOTUS DENTAL CLINICをご訪問くださいました。
オステムインプラントは当院でも使用しています。
LOTUS DENTAL CLINICでは世界数百社あるインプラントメーカーの中から、4社のインプラントを使用しています。
全て信頼性と歴史のあるインプラント社のものを取り扱っています。
韓国には有名なインプラントメーカーがたくさんあり、よりいい製品の開発が盛んに行われています。
オステム(OSSTEM)は韓国に本社があり、売り上げ本数はなんと世界1位です。
近年では、インプラントのみならず、歯科用CTや歯科用ユニット、口腔内スキャナなども販売しており、
アジア有数の歯科企業として広く知られています。
上の写真は韓国オステム本社の写真。
当院では去年の開業時に導入したのですが、非常にユーザー目線で製品が開発されている印象でした。
特に難しい骨移植術をサポートする様々な外科器具が充実していて、手術がしやすくなりました。
また、デジタル上でのシミュレーションから、3Dプリンターで制作されたサージカルガイドの精度は非常に高く、ストレスなく正確にインプラントが埋入でき、患者サイドにも術者サイドにもメリットを多く感じました。
ここで症例を一つ紹介します。
ほとんど骨の厚みがなくてインプラント治療が難しい症例
↑このようにほとんど骨の厚みが全くない症例も
三次元的CTデータと口腔内スキャナからデジタルで理想的な埋入位置にシミュレーションを行い、サージカルガイドを制作します。
細い骨の中にサージカルガイドを使って正確に埋入します。
ドリルは切れ味がよく、インプラントボディも骨にしっかり入って食い込んでくれます。
骨がない部分は、人工の骨を移植して、チタン膜でカバーすることによって、骨再生治療を行います。
このような複雑な治療も1日で同時に行えるところまで来ました。
オステムのシステムは、デジタルにも強く、細かい外科術式の選択肢が広い印象を受けました。
この日は、オム社長は日本を視察ということで、2日間のスケジュールで来日されたようです。
オム社長はもともとインプラントの開発者だったそうで、インプラントに関して全てを知っているような方でした。
医局で1対1で、インプラントの歴史や特徴、今後の展望などを熱く丁寧に教えていただきました。
今後は定期的に韓国に訪問し、勉強会やセミナーへの参加、交流を継続することを約束しました。
この日は日本支部の社長、本部のスタッフの方々も同席されていました。
研鑽を続けます。
LOTUS 矢野