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インプラント治療は何回通院が必要?期間と流れをわかりやすく解説|LOTUS DENTAL CLINIC 不動前|東急目黒線「不動前駅」の歯科

 

 

「何回で終わる?どれくらいかかる?」が不安なあなたへ

 

「インプラントに興味はあるけれど、通院回数や期間が読めず、踏み出せない」——不動前エリアでもよくいただくご相談です。結論だけ先にお伝えすると、標準的な単独歯のインプラントで目安5〜8回、期間は3〜6か月。ただし、骨造成(GBRやソケットプリザベーション、サイナスリフト)や抜歯の同時実施、全身状態の配慮などが必要なケースでは、回数・期間が延びます。本記事では、東京都品川区の「LOTUS DENTAL CLINIC 不動前」が、一般的な流れ/通院の目安/短縮できるポイントまで一気に整理します。

 

 

なぜ回数や期間に差が出るのか——“骨”と“噛む力”の条件がカギ

インプラントは「人工の歯根(チタン製)」を顎の骨に埋め込み、骨と結合(オッセオインテグレーション)させてから上部構造(被せ物)を装着します。
差が生まれる主な理由は次のとおり。

 

骨量・骨質:上顎は下顎よりも結合に時間を要する傾向があり、上顎で3〜6か月、下顎で2〜4か月が一般的な目安。骨が十分でない場合は骨造成を先行または同時に行う必要があります。
抜歯のタイミング:即時埋入(抜歯と同日に埋入)できることもあれば、抜歯窩の治癒を待ってからの待時埋入(通常8〜12週以降)が適切な場合もあります。
噛み合わせ・生活習慣:強い食いしばりや喫煙は治癒の質に影響。ナイトガード併用や禁煙支援で安定性を高めます。
全身状態・服薬:糖尿病のコントロール、骨代謝関連薬の服用などは計画に反映します。主治医連携のうえで可否を判断します。

 

つまり、通院回数=工程の数 × あなたの口腔条件。検査と診断の精度が、無駄な通院を減らし、治療の質を底上げします。

 

 

回数と期間の“現実的な目安”——標準ケースのロードマップ

ここでは単独歯・骨造成なし・感染コントロール良好な標準ケースの一例をご紹介します(実際は個別設計)。

 

① 初診カウンセリング(1回)
お悩みのヒアリング、既往歴の確認、口腔内写真・レントゲン予備評価。費用や大枠の選択肢をご説明。

 

② 精密検査・診断(1回)
CT撮影/口腔内スキャン/咬合評価。3Dで埋入位置・深さ・角度を設計し、サージカルガイドの要否も判断。最終計画と見積りをご説明し、同意取得。

 

③ インプラント埋入手術(1回)
局所麻酔(必要に応じて鎮静)でフィクスチャー(体内に入るネジ状の本体)を埋入。ケースによってヒーリングアバットメントを装着。手術時間は単独歯で約30〜60分が目安。

 

④ 創部チェック・抜糸(1回)
術後1〜2週間で消毒・抜糸。経過良好なら次は骨結合の待機期間へ。

 

⑤ 結合待機(2〜4か月:通院は0〜1回)
下顎で2〜4か月、上顎で3〜6か月が一般的。途中チェックを1回挟むことがあります。前歯など審美領域は仮歯の戦略を検討。

 

⑥ 二次手術/アバットメント装着(1回)
埋入部を露出し、アバットメント(支台)を装着。ケースにより埋入時に同時装着済みのこともあります。

 

⑦ 上部構造の型取り〜試適(1〜2回)
口腔内スキャン(またはシリコン印象)→CAD/CAM設計・製作→咬合・形態の試適。

 

⑧ セラミック冠装着・最終調整(1回)
咬み合わせ・清掃性・審美を最終確認し、装着。使い方の注意点を共有。

 

⑨ メンテナンス(継続:3〜4か月ごと)
咬合チェック、周囲炎(インプラント周囲粘膜炎・周囲炎)予防のプロケア、セルフケア指導。

 

合計通院回数の目安:5〜8回前後(状態により前後)。
全体期間の目安:3〜6か月(上顎・複数歯・前処置ありで長くなります)。

 

 

期間が延びるケースと、短縮できる工夫

・延びる要因

抜歯後の感染コントロールが必要:炎症が強いと待時埋入で期間延長。
骨造成が必要:
GBR(骨誘導再生):同時または先行で2〜6か月の成熟期間。
サイナスリフト/ソケットリフト:上顎臼歯部では3〜9か月の待機が必要な設計も。
複数歯・全顎:噛み合わせの再構成が関わり、試適・調整の回数が増える傾向。

 

・短縮できる可能性がある工夫

即時埋入・即時荷重の適応判定:骨の初期固定が十分で、咬合コントロールが可能な条件下では、抜歯同日埋入や当日〜数日で仮歯が選択肢に。適応は厳密に判断します。
デジタルガイドサージェリー:術式の再現性向上により手術時間の短縮と腫脹リスクの低減が期待できます。
全身・生活習慣の最適化:禁煙、糖尿病コントロール、睡眠・栄養。治癒の質が上がるほど、予定通りに進めやすくなります。

 

通院を“無駄なく、安心に”——当院の進め方

見える計画:CT/口腔内スキャナ/写真で三次元の計画を可視化。位置・深さ・角度・上部構造の最終形まで逆算設計。
痛みと不安への配慮:局所麻酔の前処置や鎮静法の選択肢、術後疼痛・腫脹の予防プロトコルを準備。
清掃性ファースト:形態は清掃しやすいマージン設計を優先し、インプラント周囲炎のリスクを抑制。
メンテナンス設計:3〜4か月ごとのプロケア、咬合の微調整、ホームケアの道具選び(フロス・歯間ブラシ・ジェット)まで具体化。
費用と回数の透明性:工程ごとの回数・期間・概算の見通しをはじめに共有。予定変更が生じた場合は理由と代替案をご説明します。

 

 

よくある質問(抜粋)

Q. 手術は痛いですか?
A. 十分な局所麻酔を行い、術中の痛みは最小化します。術後は腫れ・痛みが数日出ることがありますが、鎮痛薬で多くはコントロール可能です。

 

Q. 仕事はいつから可能?
A. デスクワークは翌日以降が目安。重労働や激しい運動は数日〜1週間控えることを推奨します(個人差あり)。

 

Q. 前歯は見た目が心配です
A. 条件が整えば仮歯を活用して社会生活への影響を抑えます。審美領域は試適・色合わせに時間をかけ、満足度を高めます。

 

 

まとめ——「回数」と「期間」はコントロールできる

標準的な単独歯なら5〜8回/3〜6か月が一つの目安。
骨造成や全身状態の影響で延長することがある一方、デジタル計画・即時戦略・生活最適化で短縮の余地も。
ポイントは初期診断の精度と工程の見える化。これが安心と無駄のない通院につながります。

 

「自分のケースで何回・どれくらい?」——ここが一番知りたいところですよね。LOTUS DENTAL CLINIC 不動前では、CTを用いた個別シミュレーションで、あなた専用の回数・期間・費用の見取り図をその場でご案内します。
不動前・武蔵小山・目黒エリアでインプラントを検討中の方へ。まずはカウンセリングで、最短ルートと安全策を一緒に設計しましょう。お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ。

 

 

 

LOTUS DENTAL CLINIC

 

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不動前駅徒歩2分、目黒駅徒歩10分
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