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品川区不動前・五反田で歯を残す極限歯周病治療(重度歯周病・歯がボロボロ)|LOTUS DENTAL CLINIC不動前(ロータスデンタルクリニック)

東京都品川区不動前・五反田の極限精密歯周病治療(重度歯周病・歯がボロボロ)対応

東京都品川区不動前・五反田の極限精密歯周病治療(重度歯周病・歯がボロボロ)対応

はじめてご来院される方へ

「まもる・つくる・再生する」をモットーに、患者様の健口と健康を実現させます


東京都品川区不動前駅・五反田で精密歯周病治療(重度歯周病や歯がボロボロ)を専門に行う当クリニックは一般的な歯科治療の枠を越えたアプローチを提供します。一人ひとりの患者様の歯やお口が関わる生活全体を見つめ直し、将来の健康を見据えた全体的な設計から治療プランの検討を始めます。一時的な症状の治療だけではなく、お口全体の健康をデザインする観点から患者様と向き合います。少しでも症状が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

歯周病は、日本人の成人が歯を失う原因の中でもっとも多い疾患です。

しかし、虫歯のような痛みを感じにくいため、その恐ろしさになかなか気づくことができません。歯周病は症状が現れないままじわじわと進行し、気づいたときには手遅れになってしまうこともあるため「沈黙の病気」とも呼ばれています。
厚生労働省の調査によると、日本人の成人の約8割が歯周病を抱えているというデータがあります。これは他人事ではなく、自分自身やご家族、周囲の多くの方々も例外なく歯周病のリスクを抱えているということです。

歯周病は最初は歯茎が赤く腫れたり、歯磨きの際に出血したりする程度の軽度な症状から始まります。そのまま放置してしまうと、歯と歯茎の隙間が徐々に深くなり、細菌が増殖していきます。この状態が続くことで、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしはじめます。
骨が溶け始めると歯はぐらつき始め、次第に噛みにくくなったり、硬いものを食べると痛みを感じるようになります。さらに進行すると、歯茎から膿が出たり、強い口臭が出たりして、最終的には歯が自然に抜け落ちてしまうことも少なくありません。

また、歯周病は単なる口腔内の問題だけにとどまらず、全身の健康にも大きく影響することが近年の研究で明らかになっています。例えば、歯周病の細菌が血流に乗って体中を巡ることで、心疾患、脳梗塞、糖尿病など全身疾患のリスクが高まることも指摘されています。さらに、妊婦の方にとっても無視できない問題であり、歯周病を抱えている場合、早産や低体重児出産のリスクが高まるとも言われています。

このように、歯周病は身近でありながら重大な問題を引き起こす可能性があるのです。しかし、決して怖がる必要はありません。歯周病は正しいケアと適切な治療を受けることで予防・改善が可能な病気です。東京都品川区不動前駅・五反田駅で精密歯周病・歯周外科治療を行う当院では、患者様お一人おひとりのお口の状況やライフスタイルを詳しくお伺いし、歯科医師と歯科衛生士が連携して最適な治療と予防プログラムをご提供いたします。

また、歯周病治療はご自身の日常的なケアとの協力が不可欠です。当院では、専門的なクリーニングやブラッシング指導を丁寧に行い、毎日のご自宅でのケアをサポートいたします。歯周病の怖さは、早期に気づき、対処することで回避が可能です。

歯周病の症状

歯周病で悩むすべての患者様へ

このような症状はありませんか?

  • 歯がグラグラする
  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯ぐきから膿が出る
  • 歯を磨いた時に血が出る
  • 硬いものを噛むと歯が痛い
  • 抜歯をすすめられた
  • 前より歯が長くなった気がする
  • 口臭が気になる

なぜ歯周病は起こるのか?

歯周病の最大の原因は「細菌感染」です。口の中には数百種類もの細菌が住んでいますが、これらは普段はバランスよく共存しています。しかし、歯磨きが十分に行われないと歯の表面に「プラーク(歯垢)」と呼ばれる細菌の塊が付着します。このプラークの中で歯周病菌が増殖し、歯茎に炎症を引き起こします。

炎症が慢性化すると、歯茎と歯の隙間(歯周ポケット)が次第に深くなり、細菌がさらに奥深く侵入してしまいます。放置していると歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け始め、最終的には歯がぐらついて抜け落ちてしまうのです。歯周病は初期の段階ではほとんど痛みがなく、自覚症状が出ないまま進行するため「沈黙の病気」と呼ばれています。

歯周病の「直接的な原因」と「間接的な原因」

歯周病には、「直接的な原因」と「間接的な原因」があります。

直接的な原因

歯周病の直接的な原因は、口腔内の細菌、特に嫌気性菌と呼ばれる酸素を嫌うタイプの細菌が中心となります。この細菌群が歯周ポケット内で繁殖すると、毒素を放出し、歯茎に炎症を起こし、歯周組織を破壊していきます。このため、毎日の歯磨きによるプラークの除去が歯周病予防において最も重要なのです。

間接的な原因

直接的な原因である細菌感染に加えて、歯周病を進行させる間接的な原因としてさまざまな「リスクファクター(危険因子)」が挙げられます。
具体的には下記のようなものがあります。

  • 喫煙
    タバコを吸う方は非喫煙者に比べて歯周病のリスクが約3倍高くなります。これはタバコに含まれる有害物質が歯肉の血流を悪化させ、免疫機能を低下させるためです。
  • ストレス
    精神的ストレスが強いと免疫機能が低下し、細菌感染への抵抗力が弱まります。そのため、歯周病の進行リスクが高まります。
  • 不規則な食生活や栄養不足
    偏った食生活や栄養バランスが悪いと、歯肉の健康維持に必要なビタミンやミネラルが不足し、歯周組織が弱くなります。
  • 糖尿病などの全身疾患
    糖尿病の方は、血糖値が高い状態が続くことで歯周病菌への抵抗力が落ち、歯周病の進行が速くなります。また、歯周病自体が糖尿病を悪化させることも知られています。
  • 歯並びや噛み合わせの悪さ
    歯並びが悪いと歯磨きが十分に行き届かず、プラークが溜まりやすくなります。また、噛み合わせが悪い場合、特定の歯に過剰な負担がかかり、歯周組織が傷みやすくなります。

意外と知らない生活習慣との深い関わり

歯周病は、普段何気なく続けている生活習慣と密接に関連しています。口腔内の清掃不良はもちろんですが、例えば睡眠不足や運動不足も歯周病に影響します。睡眠不足や運動不足は免疫力の低下を招き、口腔内の細菌の繁殖を許しやすくしてしまいます。
また、アルコールを日常的に多量に摂取すると、口腔内の乾燥を引き起こします。唾液には抗菌作用や細菌の洗い流し作用があるため、唾液の分泌量が減少すると歯周病リスクが上昇します。

当院の歯周病治療

当院の歯周病治療

治療の根幹

歯周病治療は「歯周病菌を減らしてコントロールする」ことが大切です。歯周病菌の数を減らすことで、歯や歯ぐきを健康な状態に戻し、病気の進行を防ぎます。病気が進んでいる場合には、再生療法など、さらに専門的な外科的処置治療が必要になることもあります。歯ならびを改善するために矯正治療を行ったり、見た目を改善するために被せ物の治療を行ったりします。また歯を失ってしまった場合は、インプラント治療が必要になることがあります。歯周病治療は、歯科医師の治療、歯科衛生士による専門的なケア、そして患者様ご自身の日々のケアにより成り立つ共同治療です。治療を成功させるためには、力を合わせて共に歯周病に向き合うことが不可欠です。

治療の流れ

1.カウンセリング
当院では、患者様に安心して治療を受けていただくために、丁寧なカウンセリングを心がけています。お口の状態や治療に関するご不安、期待される効果など、患者様のお悩みや希望を詳細に伺います。お口のお悩みを深く理解した上で、様々な治療方法の中から、患者様に合った最適な治療プランを患者様と一緒に考えていきます。
2.精密検査
初回カウンセリングのあと、患者様の歯の健康状態を詳しく調べます。歯周病がどの程度進んでいるかを知るために、歯周ポケットの深さを測定し、出血がある部分を確認します。また、口腔内写真やレントゲン写真を撮ることで、より詳細な診断を行います。ご状況に応じて、CTスキャンも行います。
3.治療計画のご説明
歯周病は様々な原因と因子が複雑に絡んで進行する病気です。患者様のストーリーと精密検査の結果をもとに、病気の原因を探ります。それらの原因を取り除くための治療計画をご提案します、患者様の総合的な健康状態や治療に対するご希望を考慮して、最適な治療計画をすり合わせていきます。病態や治療計画に関する丁寧な説明を行い、治療方針に納得して同意をしていただいてからの治療となります。ご不明な点や不安に感じていることがございまいたら、お気軽にご相談ください。
4.クリーニングと基本治療
(細菌と歯石の除去)
まずはセルフケアがしっかりできるよう、正しいブラッシング方法を学んでいただきます。歯ブラシの正しい使い方や、サポート器具の使い方を一緒に見ていきます。その後に、歯の表面に付着した歯石やバイオフィルムを徹底的に取り除きます。専用の器具使って可能な限り丁寧に取り除きます。
5.歯周外科治療(再生療法)
深い歯周ポケットに入り込んだ細菌や歯石は、スケーリングでは取り切れないことがあります。その場合は、より確実に汚れを取り除くために、麻酔をして歯ぐきを切開し、骨と歯のクリーニングを徹底的に行います。また、歯ぐきの下の骨が大きく破壊されていて、予後が悪い歯周状態の場合は、骨を再生させる再生療法を行います。再生療法により、歯を支える骨や周囲の組織が元の状態に戻り、歯の寿命が延びます。
6.メインテナンス
治療後は、患者様の口腔内を健康に保つために、定期的に1~3ヶ月ごとにメインテナンスを受けることが大切です。レントゲン写真や検査を通して歯ぐきや骨の状態をチェックし、専門的なお口の清掃(クリーニング)を行うことで、安定した歯周状態を保てるよう管理していきます。定期的なメインテナンスを受けている患者様は、歯の寿命が長くなることが研究結果でわかっています。

科学的根拠に基づいた正確な診断の重要性とは?

歯周病は自覚症状が乏しいため、患者様自身が病気の進行度を正しく認識することは難しいと言われています。また、症状や外見だけでは正確な診断を下すことが難しく、科学的根拠に基づいた検査を行うことで初めて正確な状態が把握できます。東京都品川区不動前駅・五反田駅で精密歯周病・歯周外科治療を行う当院が導入している各種検査は、いずれも科学的根拠に裏付けられた信頼性の高いものです。精密検査の結果をもとに正確に診断を行い、病状に適した治療法を選択していくことで、歯周病を確実にコントロールし、長期的な口腔内の健康を維持することが可能になります。

専門的な検査の必要性について

患者様の中には「そこまでの検査が本当に必要なのか?」と思われる方もいらっしゃいますが、精密な検査がなければ病気の根本的な原因を見逃してしまい、治療後の再発リスクが高くなります。当院では歯周病を徹底的に治療するために、細菌の種類や骨の状態まで細かく検査を行います。専門的な検査を経て患者様の病態をしっかりと理解することで、患者様それぞれに合わせた最適な治療を提案し、健康で快適なお口の状態を長く保つことができるのです。

どんどん進行する歯周病

歯ぐきの炎症が続き、炎症が骨にまで広がると、骨が溶けはじめます。歯ぐきから血が出たり、歯ぐきが腫れたりします。歯周病の進行が進むと、歯がグラグラしはじめたり、膿が出てきたりします。重度になると、歯を支える骨が2/3以上溶けて、根の先まで骨の支えがなくなります。重度の歯周病は予後が不良で、治療が難しいため、抜歯が必要になることもありますが、場合によっては再生療法を通して、失われた骨や歯ぐきを再生することができる可能性もあります。

中等度から重度へ ― 歯を失うリスクが高まるタイミング

〜「まだ大丈夫」と思っていた歯が、突然グラつき始めるその前に〜

中等度から重度へ ― 歯を失うリスクが高まるタイミング

「歯ぐきから血が出ることがあるけれど、痛くないから大丈夫」
「昔より歯が長く見える気がするけど、加齢のせいかな」
「定期検診はしばらく行けていないけれど、問題ないと思っている」

こうした日常的な違和感を、「年齢のせい」「自分は大丈夫」と受け流していませんか?

歯周病は、“静かに進行する病気”です。
とくに中等度から重度へ進行するタイミングでは、自覚症状が少ないまま、歯を支えている骨が急激に失われることがあります。
それにより、ある日突然「歯がグラグラしてきた」「歯ぐきが腫れて痛む」といった事態に至るのです。

骨の吸収が始まると、歯は急速に不安定になります

歯は、歯ぐきによって見える部分だけでなく、歯槽骨(しそうこつ)という顎の骨にしっかりと支えられて存在しています。
歯周病が進行すると、この歯槽骨が少しずつ、そして確実に溶けていくのです。

とくに“中等度”と呼ばれる段階に入ると、歯の根の約1/3〜1/2が骨を失っている状態になります。
この時点でも、痛みや強い違和感がないケースがほとんど。
しかし、このまま放置すると歯の支えはどんどん失われ、やがて「歯が揺れる」「噛めない」「自然に抜ける」という状態に至ります。

この段階が“重度”と呼ばれるステージであり、歯を失うリスクが一気に高まるタイミングです。

「抜歯しかない」と言われても、まだ選択肢はあるかもしれません

LOTUS DENTAL CLINIC不動前には、他院で「この歯はもう抜くしかないですね」と言われて来院される患者様が多くいらっしゃいます。
しかし、精密な歯周検査・CT画像による骨の三次元解析・咬合バランスの評価を行った結果、
実際には以下のような選択肢を提案できたケースが多くあります:

  • 歯周組織再生療法(エムドゲイン・リグロス)により骨や歯ぐきを回復
  • 歯周基本治療+FMD(短期集中除菌療法)によって炎症を一掃
  • 咬合調整によって「一部の歯への過剰な力」を分散させる
  • グラつきを軽減させ、保存を可能にする暫間固定の導入

つまり、「抜歯一択」と判断された歯も、評価の仕方次第で“守る”可能性が生まれるのです。

“失ってから”では遅い。だからこそ早めの再評価を

重度歯周病に進行した歯を抜歯した後、インプラントや入れ歯で補うという治療ももちろん選択肢のひとつです。
しかし、自分の歯を残せるのであれば、それに越したことはありません。

  • 自分の歯だからこそ噛み心地が自然
  • 他の歯や顎の骨への影響も最小限
  • 費用・期間・身体的負担も抑えられる
  • 治療後の満足度・生活の質が高い

これらの理由からも、「残せる歯はできるだけ残す」ことを私たちは大切にしています。

中等度歯周病の段階で治療を始めれば、未来は大きく変わります

実は、中等度の歯周病で治療を開始した場合、

  • 骨の再生が間に合う可能性が高く
  • 歯周ポケットの深さも回復しやすく
  • 失われた機能・見た目を保ちやすい

というメリットがあります。
今、すでに違和感がある方や、以前「歯周病がある」と言われたことがある方は、“今が行動のタイミング”です。

重度歯周病とは?─歯の土台が壊れる病気です

重度歯周病とは?
歯周病は、歯の周囲に溜まったプラーク(細菌のかたまり)によって、

  • 歯ぐきに炎症が起きる
  • 歯槽骨が吸収される(溶ける)
  • 歯を支える力が弱くなる

といったプロセスを経て進行します。
そして重度になると、

  • 歯槽骨が歯根の2/3以上にわたって喪失
  • 歯の動揺(グラつき)が顕著になる
  • 歯ぐきから膿が出る
  • 噛んだときの痛みや違和感が強くなる
  • 咀嚼機能(噛む力)が明らかに低下

といった状態に陥ります。
歯周病は“沈黙の病”とも呼ばれ、自覚症状が出る頃にはすでに進行しているケースがほとんどです。
重度になると、1本だけでなく複数本が一気に抜けてしまう危険性もあります。

「1本ダメになった」では済まされない影響

歯を1本失うと、その隣接歯や噛み合わせのバランスが崩れ、口腔全体が連鎖的に崩壊していく(咬合崩壊)ことがあります。
これにより…

  • 残っている健康な歯に過度な負担がかかる
  • 顎関節症の引き金になる
  • 食事が取りづらく、栄養バランスが崩れる
  • 会話や発音が不自然になる
  • 見た目(フェイスラインや表情)が老け込む

といった、見た目や身体機能にまで大きな悪影響が及ぶのです。

重度歯周病が全身に与えるリスクも

近年の研究では、歯周病が下記のような全身疾患と関連していることが明らかになっています。

  • 糖尿病(血糖コントロール悪化)
  • 心筋梗塞・脳梗塞(血管系疾患のリスク増)
  • 早産・低体重児出産
  • 誤嚥性肺炎・認知症との関連性

つまり、歯周病を軽く見ることは、口だけでなく“全身の健康”を危険にさらすリスクにつながるということ。
とくに重度歯周病は、強い慢性炎症を伴うため、全身への影響も大きくなると考えられています。

精密検査で、進行度と治療可能性を見極めます

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、歯周病の進行度を正確に診断するために、以下のような精密検査を行います。

  • 歯周ポケット測定(ミリ単位での深さ評価)
  • 動揺度の測定(歯のグラつきの程度)
  • 歯槽骨の吸収度をCTで三次元解析
  • 出血・排膿・プラーク付着量のチェック
  • 口腔内写真や咬合力検査

これらを踏まえたうえで、「歯を残す治療ができるのか」「再生療法や外科処置が有効か」「抜歯や補綴が必要か」といった判断を行います。

重度歯周病の診断を受けた方へ ― まだ歯を守る治療があります

〜「もうダメだ」とあきらめる前に、歯を再び機能させる方法があります〜

重度歯周病の診断を受けた方へ ― まだ歯を守る治療があります
「歯がグラグラする」
「噛むと痛い」
「歯ぐきが大きく腫れて、膿が出るようになった」
これらの症状がある方の中には、すでに「重度の歯周病です」「抜歯しかないでしょう」と診断を受けた経験があるかもしれません。

でも、どうかそこであきらめないでください。

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、“抜かずに済む歯をできるだけ残す”という考えのもと、重度歯周病にも対応可能な高度な再生療法をご提供しています。
そしてそれは、「5年後、10年後にもその歯で噛める」未来を見据えた治療でもあるのです。

FMD(フルマウスディスインフェクション)

FMDは、歯周病原菌を口内と体内から徹底的に取り除く治療法です。すべての残存歯の歯根表面を、専用の医療器具を用いてクリーニングすることで、バイオフィルムと歯石を徹底的に除去します。また、同時に抗生物質の内服により、クリーニングでは除去できない体内に生息した歯周病菌も除菌します。治療は一日で完了するため、時間的な負担が少なく、極めて高い除菌効果が期待できます。当院では、FMD治療の際には、追加費用なしで静脈内鎮静法を併用することにより、痛みを感じず、リラックスした状態で治療をお受けいただけます。

レーザー治療

当院では、患者様の不快を最小限に抑えた治療を提供するため、最新の設備と治療技術を導入しています。最新の治療法であるレーザー治療により、歯周病により感染がある歯ぐきや軟組織の精密な除去が可能となります。また抜歯の際に、不要な肉芽組織も効率的に取り除くことができます。

再生療法

再生療法とは、感染や炎症によって損失した歯の神経や歯茎、歯を支える骨や組織を修復する方法です。再生療法では、まず、損傷の主な原因である感染を除去します。つぎに、組織の再生に必要な足場(スペース)を作り、そこへ再生を誘導する薬剤を導入することで、失われた組織の再生を促します。抜歯を勧められた歯でも、再生し保存できるケースもあります。歯科治療の領域では、最新の技術や材料の開発により、多くの症例において組織の再生療法が実現可能になってきました。

短期集中型のFMD治療で歯周病菌を一掃

〜“できるだけ早く治したい”というあなたに応える治療法〜

短期集中型のFMD治療で歯周病菌を一掃

「この状態、早くどうにかしたい」
「何ヶ月も通うのは難しい。でも、ちゃんと治したい」
そんなご要望をお持ちの方へ。

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、重度歯周病治療の一環として“FMD(フルマウスディスインフェクション)”という短期集中型の治療法を採用しています。
これは、歯周病菌を一気に除菌・コントロールする先進的なアプローチです。

FMD(フルマウスディスインフェクション)とは?

FMDとは、お口の中全体を一度に“細菌レベルで”治療することを目的とした歯周病治療です。
従来の歯周基本治療(スケーリング・ルートプレーニング)は、通常、数回〜数ヶ月に分けて部位ごとに実施します。
しかし、その方法では

  • 治療の合間に再感染が起こる
  • 他部位からの菌の再侵入が起きやすい

という課題がありました。
FMDは、これらの欠点を解消すべく、48時間以内にすべての歯周ポケットの徹底的なクリーニングと除菌を行う短期集中方式です。

なぜ“短期間に一気に治療”することが効果的なのか?

歯周病菌は、バイオフィルム(細菌の膜)という強固な構造を形成して口腔内に定着しています。
治療間隔が空いてしまうと、未処置の部位から再び感染が広がってしまうリスクが非常に高いのです。
FMDでは、

  • 全顎のスケーリング・ルートプレーニングを1〜2回で完了
  • 抗菌剤や消毒剤(次亜塩素酸水など)の併用による除菌効果
  • 舌や粘膜、口腔内全体の殺菌ケアも同時に実施

することで、徹底した感染源の除去=リセットを図ることが可能になります。

当院が行うFMD治療の特長

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、再発リスクの高い重度歯周病症例にこそFMDが有効であると考えています。

1.高精度な診査・診断
事前にCT・歯周病菌のリスク検査(唾液PCRなど)を行い、FMDが適応可能か慎重に判断します。
2.静脈内鎮静法(希望制)
治療中の緊張や不安を軽減するために、リラックス状態での処置が可能な鎮静法にも対応。
「怖くて口を開けるのがつらい」という方にも安心です。
3.術後の回復支援
再感染を防ぐための抗菌薬・除菌剤の処方、再評価までの管理体制も整っています。

FMDはこんな方におすすめです

  • 忙しくて通院回数を最小限にしたい
  • 歯周病が急激に悪化して不安を感じている
  • 他院で長期通院をすすめられたが続かなかった
  • 全体的な口腔環境を一気に整えたい
  • 再生療法や外科処置の前に口内環境を整えたい

特に、重度歯周病の初期対応としてFMDを選択することで、“次の治療ステップ”がスムーズになるだけでなく、感染管理の質も大きく向上します。

FMD治療後の再評価が、次の一手を決める鍵に

FMDは治療のゴールではありません。
むしろ、「どこまで歯周病がコントロールできたか?」という再評価を明確に行える準備段階とも言えます。
当院では、FMD後に以下の検査を実施します:

  • 歯周ポケットの深さの変化
  • 炎症・出血の有無
  • 動揺度の改善度
  • バイオフィルムの再形成評価
  • 再生療法や外科処置の適応判断

これにより、「歯を残す」「機能を回復させる」ための治療戦略を具体的に立てることができます。

通常の保険適応の歯周病治療では、治療期間が長く、未治療部位の歯周病菌が、お口の中で再度増殖して住み着いてしまうリスクがあります。一方で、FMD治療では、1回で全体のクリーニングを徹底的に行い、抗生物質も併用するため、極めて高い除菌効果が期待できます。

治療名 フルマウスディスインフェクション(FMD)
患者さん 40代 女性
執刀医 Dr.矢野
治療期間 1回
費用 ¥220,000(税込)
治療に対するリスク 術後の知覚過敏と歯肉退縮のリスク

苦痛やストレスが少ない

FMD治療は2時間ほどの治療となるため、ストレスや苦痛のないリラックスした状態で行う必要があります。そのために、東京都品川区で精密歯周病治療を行う当院では静脈内鎮静法を併用して治療を行います。FMD治療の際は、静脈内鎮静法の別途費用がかからないため、安心して治療を受けていただけます。また、バイオフィルムや歯石を取り除く際には、様々な機械や手用器具を使用します。深い歯周ポケットの一番深い部位にまで器具を入れるため、通常であれば痛みを伴う治療となります。痛みのない治療をするためには、麻酔を長時間徹底的に効かせる必要があるため、効果の長い麻酔手法を用いて除痛を行います。

※FMDの治療費とリスク

治療費の目安 165,000円~220,000円(税込)

※FMDによる歯周病治療では、一時的な知覚過敏や歯肉退縮(通常、歯肉が改善すると腫れがおさまるため歯茎が下がったように見えます)の可能性があります。

「メスを使わずに歯周病を治す」―進化したレーザー治療という選択

「メスを使わずに歯周病を治す」―進化したレーザー治療という選択

当医療施設では、患者様の不快感を最小限に抑えた治療を提供するために最新の設備と技術を取り入れています。最新の治療法であるレーザー治療で、歯周病治療時の感染した歯ぐきや軟組織の除去、また抜歯時の不要な肉芽組織の除去を行うことができます。

レーザー治療で期待される効果

  • 炎症を抑える効果
  • 痛みを軽減する効果
  • 殺菌効果
  • 細胞や組織の活性化
  • 止血効果
  • 肉芽組織の蒸散効果

当院が導入しているエルビウムヤグレーザー(Er:YAGレーザー)は歯周ポケットが深い、重度の歯周病に効果的です。従来の器具が届きづらい複雑な場所にも、レーザー光が行き届き、細菌の死滅や内毒素の無毒化が可能です。また、炎症組織の蒸散や、歯周組織の治癒を促進に役立ちます。

「もう無理」と言われた歯を救う。歯周組織再生療法という選択肢

「もう無理」と言われた歯を救う。歯周組織再生療法という選択肢

失われた組織を再生することは簡単なことではありません。近年では、生体材料やその他成長因子の開発により、高いレベルでの組織再生療法が可能になってきました。重度歯周病治療を行う当院では、エムドゲインという再生誘導タンパクや天然骨補填材、生体膜を用いて再生療法を行っています。抜歯を勧められた歯でも、再生し保存できるケースがあります。骨と歯茎を再生させると、歯の寿命が格段に延びます。再生材料を使用して適切に歯周組織再生療法を行うことで、その歯の5−10年後の生存率は97.4%まで上がると言われています。

歯周再生療法を成功させるために

再生療法を行うと歯周病が治るわけではありません。患者さんの日々の習慣が治療結果に一番影響します。結果を左右する因子としては以下のものが挙げられます。

  • 喫煙習慣
  • 口腔衛生状態(ブラッシング)
  • 患者さんの協力度

歯周病治療を成功させるために、担当医の指導にしたがって、お口の環境を整えましょう。

再生療法後は、再発を防ぐために定期的なメンテナンスが必要となります。

歯周病は治るか

歯周病はコントロールが可能な病気です。ただし自然治癒はしません。進行が重度になると、歯の抜歯が必要になることがありますので、早めの診察が重要です。鍵となるのは、適切なセルフケアと専門的な治療です。歯周病の主な原因は、歯に付着する細菌の塊であるプラークです。プラークを適切に除去することが、治療の焦点となります。また、歯周病を悪化させる要因として、喫煙や糖尿病やその他のリスクファクターが挙げられます。歯周基本治療の中で、これらの要因を取り除くことも重要となります。

歯周病の全身への影響

様々な研究の結果、歯周病は多くの全身疾患に影響を及ぼしていることがわかってきました。その代表的な病気は、心筋梗塞・糖尿病・誤嚥性肺炎・脳梗塞です。歯周病はお口の中の病気ですが、全身の血流に乗って歯周病原菌は、各臓器や血管に大きなダメージを与えます。歯周病と全身疾患は相互作用で良くも悪くもなるため、医科と歯科の連携が必要不可欠となります。また、早産・低体重児出産のリスクも高くなるため、出産前の歯科検診はとても重要です。

歯周病があってもインプラントはできるか

歯が抜けた場合、その部位の治療としてインプラント治療があります(人工歯根を骨に埋め込む治療)。インプラント治療はとても有効な治療ですが、インプラントも天然の歯と同じように、歯茎との間にポケットが存在します。ポケット内で歯周病菌が繁殖すると、インプラント周囲の歯肉や骨に炎症が起こり、インプラント周囲疾患が発生することがあります。そのため、歯周病の既往歴がある場合、インプラント治療を進める前に、歯周病の治療を行う必要があります、治療の専門家に相談し、必要なケアを受けることが重要です。ただし、インプラント治療の得意な歯科医院が自動的に歯周病治療にも優れているわけではないことに注意が必要です。

「抜歯」と言われてもあきらめないでください

〜「抜くしかない」と言われた歯が、残せることがあります〜

「抜歯」と言われてもあきらめないでください

「この歯は、もう抜くしかありません」
そう告げられたときのショックや不安。
「まさか自分の歯がそんな状態だったなんて…」
「本当にもう、抜かないといけないの?」
そんな気持ちを抱えたまま、迷い続けている方も少なくありません。

LOTUS DENTAL CLINIC不動前には、他院で“抜歯宣告”を受けた方が数多くセカンドオピニオンとして来院されています。
そしてその中には、「歯を抜かずに済んだ」患者様がたくさんいらっしゃるのです。

「抜歯=最善」とは限らない理由

歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が大きく失われ、歯がグラつき、炎症が慢性化します。
確かに、そのままでは歯を維持するのは難しく、抜歯もやむを得ないという判断になることもあるでしょう。
しかし、当院が問題視しているのは、以下のようなケースです:

  • レントゲンだけで判断された
  • 痛みがある=抜歯と診断された
  • 他の治療法が提示されなかった
  • 短時間で一方的に決められた

実際には、精密な診断・適切な治療計画を立てれば、抜歯を回避できる可能性がある歯は少なくありません。
私たちは「本当に抜くしかないのか?」という視点から、極限まで“歯を残す道”を探ることを信条としています。

歯を残すための治療法は、ここまで進化しています

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、以下のような治療法を駆使して、「抜歯以外の選択肢」をご提案しています。

歯周組織再生療法
溶けた骨や歯ぐきを再生し、歯の支えを回復させる治療(エムドゲイン、リグロス等)
骨造成(GBR)
骨の厚みや高さが足りない部位に、再生材を用いて骨を再建する技術
歯根分割・挺出術
歯の根の一部だけを活かした保存的処置
咬合調整・補綴再設計
噛み合わせの力を分散させ、負担を軽減するアプローチ

これらの治療を、歯周病の進行度・残存骨量・生活背景・患者様の希望などをもとに適切に組み合わせてご提案いたします。

セカンドオピニオンという、安心の選択肢を

「他院の診断を否定するのは失礼ではないか」
「転院したら気まずくなりそう」
そう思ってご不安な方もいらっしゃいますが、医療におけるセカンドオピニオンは“当然の権利”です。
特に「抜歯かどうか」という人生に関わる大きな判断であればこそ、別の視点からの冷静な意見を聞くことは、後悔しないためにも非常に有益です。
当院では、下記のようなセカンドオピニオン外来を実施しています:

  • 歯周病専門医による再評価
  • CTや精密検査を用いた立体的診断
  • 「保存可否」を明確に説明
  • 他院からの紹介状がなくてもOK
  • 治療の選択肢と費用・期間のご案内

もちろん、診断だけ受けていただき、その後に改めて検討されるのでも構いません。
「納得して治療に臨めること」こそが、私たちが最も大切にしている価値観です。

歯を残すことが、未来の健康を守ります

自分の歯を残すことで、次のようなメリットが得られます:

  • 噛む力・感覚が自然に保てる
  • 他の歯やインプラントへの負担が減る
  • 咬合バランスが整いやすくなる
  • 顎骨の吸収が抑えられる
  • 治療期間・費用が抑えられるケースもある

たった1本の歯でも、「残す」ことには大きな意味があります。
それは、“未来の自分”へのプレゼントのようなものです。

歯周病とインプラントの両立が難しい理由と対策

〜“骨がない”“歯周病がある”と断られた方へ〜

歯周病とインプラントの両立が難しい理由と対策

「歯を失ってしまったので、インプラントを考えている」
「でも、歯周病があるから無理だと言われた」
「骨が足りないので入れられないと診断された」
そんな理由で、インプラント治療を諦めていませんか?

確かに、歯周病はインプラント治療において大きなハードルになります。
しかし、正しく準備し、正しく管理すれば、歯周病患者でも安全にインプラント治療を受けることは可能です。

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、歯周病とインプラント治療の両方に精通したチーム医療体制で、最善の選択肢を提供しています。

歯周病があると、なぜインプラントは難しいのか?

インプラントは、人工歯根(チタン)を顎の骨に埋入し、周囲の骨と結合させて歯の機能を回復する治療です。
そのため、インプラントには以下のような“条件”が求められます:

  • 健康な歯槽骨が十分に存在すること
  • 炎症や感染がない清潔な環境であること
  • 良好な口腔衛生が維持されていること

一方、重度歯周病の患者様は、

  • 歯槽骨がすでに大きく吸収されている
  • 細菌の多い環境下でインプラントを入れると感染リスクが高まる
  • インプラント周囲炎を起こすリスクが高い

という理由から、インプラント不適応と診断されることが多いのです。

インプラント周囲炎とは

「インプラントは虫歯にならないから安心」と思っている方もいらっしゃいますが、それは誤解です。
インプラントは天然歯と違い、免疫のバリア機能を持たないため、周囲に細菌が侵入すると“インプラント周囲炎”という疾患を発症します。
これはいわば“インプラントの歯周病”であり、

  • インプラントを支える骨が溶けていく
  • 初期には自覚症状が少ない
  • 気づいたときには抜去が必要になる場合も

という、非常に怖いトラブルです。

当院の対策:歯周病専門医による“土台づくり”と“長期管理”

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、歯周病がある患者様でも安全にインプラント治療を行えるよう、次のようなアプローチを徹底しています。

1.歯周病治療の完了・安定が大前提
インプラント前に、歯周基本治療・再評価・必要に応じて再生療法を行い、炎症のコントロールと細菌数の大幅な低下を実現。
2.骨造成(GBR・サイナスリフト)による土台再建
骨が足りない場合も、再生材料や膜を用いた骨造成手術を行い、インプラントを支える“健康な骨”を確保します。
3.サージカルガイド・
CTシミュレーションによる精密設計
3Dシミュレーションとサージカルガイドを用い、安全で確実な埋入位置・深さ・角度を事前に設計します。
4.治療後のメインテナンスと
モニタリング体制
インプラント周囲炎の予防のため、専任の歯科衛生士による定期クリーニングとメンテナンスを継続します。

「インプラントは無理」と言われた方こそ、ご相談ください

他院で断られたケースでも、当院では“インプラント前提の歯周治療”に成功した実績が多数あります。

  • 骨の再建が可能か
  • 歯周病リスクがコントロール可能か
  • 部位ごとの適応の有無や代替案の検討

など、患者様一人ひとりに合わせて、“できるか・できないか”ではなく“どうすればできるか”を追求する姿勢で診療しています。

重度歯周病に多い“咬合崩壊”とその再建アプローチ

〜歯が悪くなると“噛み合わせ”が壊れていく。その先にあるのは…〜

重度歯周病に多い“咬合崩壊”とその再建アプローチ

「噛みにくくなった気がする」
「奥歯がなくて、前歯でしか食べられない」
「いつの間にか上下の歯がズレているように感じる」
こうした感覚は、重度歯周病によって「咬合(こうごう)」が崩れているサインかもしれません。

咬合とは、上下の歯が正しく噛み合うこと=口腔の“土台”です。
それが崩れた状態を「咬合崩壊」と呼び、進行した歯周病の患者様に非常に多く見られます。

LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、重度歯周病治療において“咬合再建”を重要な柱のひとつとして位置づけ、機能と審美の両立をめざした総合治療を行っています。

咬合崩壊とは?─“噛む力”のバランスが失われた状態

咬合崩壊とは、以下のような状態を指します:

  • 歯の欠損により噛み合わせが乱れている
  • グラグラの歯が噛む力を支えられない
  • 一部の歯だけに過剰な力がかかっている
  • 顎関節にストレスがかかっている
  • 前歯がすり減り、発音や見た目に影響が出ている

重度歯周病によって支えの骨を失った歯は、正常な噛み合わせを維持することができず、やがて咀嚼・発音・表情筋のバランスまでもが崩れていくのです。

咬合が崩れると、口腔内に連鎖的ダメージが起こる

咬合崩壊が放置されると、次のような“ドミノ現象”が進行します:

  • 健康だった歯が、隣や向かいからの力で傾き始める
  • かぶせ物やブリッジが合わなくなり、二次的な虫歯や歯周病が発生
  • 顎が痛くなる(顎関節症)
  • 片側だけで噛む癖がつき、顔の左右差が出てくる
  • 噛めないことで食事が偏り、全身の健康にも影響

つまり、咬合崩壊とは「見過ごせば、全身のQOL(生活の質)に直結する問題」なのです。

LOTUS DENTAL CLINICの咬合再建アプローチ

咬合再建とは、単に歯を補うだけではなく、“口全体のバランスを整える治療”です。
当院では以下のような段階を踏んで、機能と見た目の両立をめざします。

  1. 仮歯(プロビジョナルレストレーション)で機能のシミュレーション
    咬合の高さ・位置・左右バランスを仮歯で調整しながら、安定した咀嚼機能を試験的に再現します。
  2. 再生療法・歯周外科で“土台”を整備
    グラグラした歯を安定させる、歯槽骨を再生する、炎症を除去するといった処置で、再建の基盤を整えます。
  3. 補綴治療(かぶせ物・ブリッジ・インプラント)
    見た目だけでなく、咬合力の分散と長期安定性を考慮した設計で、最終補綴物を作成します。
  4. 咬合力検査と定期メンテナンス
    治療後も、噛み癖・歯ぎしり・舌圧などを確認しながら、再崩壊を防ぐ“咬合管理”を続けていきます。

こんな方は、咬合再建を検討すべきです

  • 歯を複数失って噛みにくくなった
  • 食べ物の好みが変わり、やわらかい物しか食べられない
  • 入れ歯が合わなくなってきた
  • 顔の輪郭や口元に違和感を覚える
  • 歯並びや噛み合わせの乱れが気になる

これらはすべて、“咬合の乱れ”によるサインかもしれません。

「重度歯周病専門外来」があるからできる、希望のある治療

〜“本気で歯を守りたい”その想いに、専門外来で応えます〜

「重度歯周病専門外来」があるからできる、希望のある治療

「歯周病が進みすぎて、もうどうにもならないかもしれない…」
「何度も治療をしてきたけど、また悪化してしまった」
「セカンドオピニオンに行っても、結局抜歯としか言われない」
もしあなたが今、そんな不安や絶望感を抱えているのだとしたら、私たちが用意しているのは、“もう一度、歯を守ることに挑戦できる場所”です。

LOTUS DENTAL CLINIC不動前には、歯周病治療に特化した「重度歯周病専門外来」があります。
この専門外来では、他院で対応が難しかった症例や、長年進行してきた重症例にも真正面から向き合い、患者様ごとの可能性を探る“再評価と再構築”の医療を提供しています。

なぜ、重度歯周病には“専門外来”が必要なのか?

重度歯周病では、以下のような複雑な問題が絡み合っていることが多くあります:

  • 歯槽骨が広範囲に失われている
  • 複数の歯が同時に動揺している
  • 咬合(噛み合わせ)がすでに崩壊している
  • セラミックや入れ歯が不適合になっている
  • 全身疾患(糖尿病など)が治癒に影響している

これらを治療するには、単に歯周ポケットを洗浄するだけの“対症療法”では不十分です。
必要なのは、再生医療・補綴設計・咬合再建・生活習慣改善までを一貫して設計する“包括的な治療計画”です。
そのため、私たちは「専門外来」として重度歯周病と向き合う時間と体制を用意しています。

専門外来で行うこと

LOTUS DENTAL CLINIC不動前の重度歯周病専門外来では、次のような診療フローを取っています:

  1. 精密検査(レントゲン/CT/歯周ポケット/動揺度など)
  2. 咬合診断(噛み合わせと力のバランス評価)
  3. 口腔内写真撮影と補綴物・義歯の適合確認
  4. 必要に応じた全身状態のチェックと医科連携
  5. 現状の問題点・改善可能性・リスクの可視化
  6. 治療計画の複数提案(保険・自費を含めて)

「このまま放置した場合」だけでなく、
「こうすれば改善できる可能性がある」
という“具体的な治療シナリオ”を提示することが、当院専門外来の役割です。

重度歯周病でも、選択肢は残されています

私たちがこれまでに対応してきた患者様の多くは、初診時にこう言います:

  • 「何もしてないわけじゃないんです」
  • 「ずっと歯医者に通っていたけど、良くならなくて…」
  • 「治療を繰り返して、もう嫌になってしまって」

そんな方こそ、一度立ち止まり、きちんと“全体を見直す機会”が必要なのです。
専門外来では、ただ治療を続けるのではなく、

  • 「何が原因で再発したのか」
  • 「今、どの治療が必要なのか」
  • 「どこまで改善が見込めるのか」

第三者的視点で整理し、治療に意味と納得を取り戻すことを目的としています。

噛める喜びをもう一度。LOTUS式・インプラント再建プラン

〜骨が足りない・歯周病がある—それでも、もう一度“自分の口で噛む力”を取り戻せる時代へ〜

噛める喜びをもう一度。LOTUS式・インプラント再建プラン
「歯を失ってしまったけれど、入れ歯には抵抗がある」
「しっかり噛めない生活に限界を感じている」
「インプラントに興味はあるが、骨が少ないと言われたことがある」
そんな方へ。
LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、重度歯周病や骨吸収が進んだ方でも、インプラント治療による再建が可能となる体制を整えています。
その鍵となるのが、「LOTUS式・インプラント再建プラン」です。

骨や歯ぐきを失っていても、インプラントは諦めなくていい

従来、歯周病が進行して骨が少なくなっている患者様に対しては、
「インプラントはできません」
「入れ歯しか方法がないですね」
といった診断がなされることが少なくありませんでした。

しかし現在は、再生療法や骨造成といった技術の進歩により、“土台から再構築してインプラントを埋入する”という治療戦略が可能になっています。

LOTUS DENTALでは、抜歯から再生、咬合の再設計、インプラント埋入、補綴(かぶせ物)、その後のメインテナンスまで一貫して対応することで、
「重度歯周病だから無理」ではなく、
「どうすれば実現できるか?」を追求する医療を提供しています。

再建の鍵は、骨造成と歯周病の安定化

インプラント治療においては、“インプラント体を支える健康な骨”が最も重要です。
骨が足りない場合には、次のような再建技術を活用します:

  • GBR(骨誘導再生法):人工骨や自家骨を使用して骨を再生
  • サイナスリフト/ソケットリフト:上顎奥歯への骨造成に用いる技術
  • 歯周再生療法との併用:歯槽骨の回復とインプラント周囲組織の健全化を図る

これらを患者様ごとに診査・診断し、適切な時期に、適切な治療法を段階的に組み合わせる設計力が、LOTUS式の大きな特長です。

咬合再構築と見た目の美しさも同時に考えた設計

単に「歯が入った」だけでは、“本当の意味での再建”とは言えません。
LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、咬合再構築(噛み合わせの再設計)と審美性の回復を同時に行います。

  • 仮歯による咀嚼機能のシミュレーション
  • 顔貌バランスを考慮した前歯部の設計
  • インプラント×天然歯×補綴の力のバランス調整

その結果、しっかり噛めて、美しく自然に見える“自分らしい口元”が戻ってきます。

「悩んだら、まずは相談から」お気軽にご来院ください

歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどなく、「歯茎から出血がある」「歯がぐらついてきた」「口臭が気になる」など、具体的な悩みが出てきたころにはすでに症状が進んでいるケースも珍しくありません。また、治療を受けているのになかなか改善が見られない、今の治療方針で本当に良いのか不安が残る、というお悩みをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
ロータスデンタルクリニック不動前では、そんな患者様一人ひとりの不安や悩みをしっかりと受け止め、お口の状態に合った最適な治療方法をご提案いたします。「こんな些細なことを相談してもいいのかな?」という疑問も、「他院で治療中だけど、別の意見も聞いてみたい」というセカンドオピニオンのご相談も、どうぞ遠慮なくお聞かせください。

セカンドオピニオンにも丁寧に対応しています

近年では、セカンドオピニオンという考え方が歯科治療においても一般的になってきました。「抜歯しかないと言われてしまったけど、本当に他に方法がないのか知りたい」「インプラント治療をすすめられたが、自分には合っているのか疑問がある」といった患者様のお悩みは尽きません。
東京都品川区不動前駅・五反田駅で精密歯周病・歯周外科治療を行う当院では、こうした患者様の不安や疑問に真摯に向き合い、専門性と豊富な治療経験を活かした客観的なアドバイスを行います。現在受けている治療内容や他院での診断結果に対して、不安や疑問を感じたら、一度お気軽にご相談ください。他院の治療方針を否定することなく、あくまで患者様のお口の健康を最優先に考え、納得できる治療方法を一緒に探していきます。

ロータスデンタルクリニックのセカンドオピニオンの特徴

  • 患者様のお話をじっくりお伺いする丁寧なカウンセリング
  • 最新の歯科用CTや唾液検査など科学的な精密検査
  • 治療法についてのわかりやすく丁寧な説明
  • 保険診療から自由診療まで、幅広い治療選択肢のご提案

当院のセカンドオピニオンを通じて、患者様の治療への不安や疑問を解消し、安心して歯周病治療に取り組めるようサポートいたします。

最後に:その一歩が、きっと未来を変えるから

その一歩が、きっと未来を変えるから
あなたがもし、「自分の歯はもうダメかもしれない」と思っているなら、
その判断を下す前に、一度だけ、専門家の目で診させてください。

「相談してよかった」
「抜かずに済んだ」
「また食事が楽しめるようになった」

そう思える未来は、まだ“今”からでも間に合います。

LOTUS DENTAL CLINIC不動前の「重度歯周病専門外来」で、あなたにとって最善の治療選択肢を一緒に探しましょう。