
「歯並びが気になる」と感じたとき、多くの方はまず見た目を思い浮かべるかもしれません。しかし実際の歯並びの問題は、単なる審美的な印象にとどまらず、日常生活のさまざまな場面に影響を及ぼしています。笑顔のつくり方、言葉の発音、食事のしやすさ──こうした何気ない動作の中にこそ、歯並びや噛み合わせの“微細なズレ”が現れていることが少なくありません。
歯は一本一本が独立しているように見えて、実は全体としてバランスを取り合いながら機能しています。そのため、わずかな傾きや位置のズレであっても、噛み合わせや筋肉の使い方に影響が出ることがあります。ご本人ははっきりとした痛みや不調を感じていなくても、「なんとなく噛みにくい」「疲れやすい」「話していると口が回りにくい」といった違和感として表れるケースも多く見られます。
例えば、笑うときに左右の口角の上がり方が違う、写真を見ると口元が歪んで見える、といった変化は、歯並びや噛み合わせの影響を受けている可能性があります。また、前歯の位置関係や上下の噛み合わせが整っていないと、サ行・タ行など特定の発音がしづらくなり、無意識のうちに話し方を調整してしまうこともあります。
食事の場面では、「しっかり噛めていない気がする」「片側ばかりで噛んでしまう」と感じることがあるかもしれません。これは歯並びや噛み合わせのズレによって、力のかかり方が偏っているサインのひとつです。こうした状態が続くと、歯や顎への負担が増え、将来的に歯の摩耗や顎関節への影響につながることも考えられます。
「若い頃は特に問題を感じていなかったのに、最近になって歯並びが気になり始めた」という方も多くいらっしゃいます。歯並びや噛み合わせは、年齢とともに少しずつ変化していくものです。加齢による歯周組織の変化、歯ぎしりや食いしばりの習慣、過去の治療の影響などが重なり、以前は気づかなかったズレが表面化してくることがあります。
特に大人の場合、見た目の変化だけでなく、「噛み合わせがしっくりこない」「歯磨きがしづらくなった」といった機能面での不調をきっかけに相談に来られるケースも少なくありません。歯並びが乱れることで清掃性が低下し、むし歯や歯周病のリスクが高まる可能性がある点も見逃せないポイントです。

「矯正歯科治療には興味があるけれど、なんとなく大変そう」
多くの患者様が最初に抱かれるこの印象には、明確な理由があります。それは決して思い込みや過剰な不安ではありません。これまで長い間、矯正歯科治療の中心であったワイヤー矯正が抱えていた制約、そしてそれを前提として形成されてきた時代背景が、現在もイメージとして強く残っているからです。
つまり、「矯正歯科治療=大変」という印象は、治療そのものではなく、過去の治療体験や情報によって作られてきたものだと言えます。
従来の矯正歯科治療では、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を動かす方法が主流でした。確立された治療法であり、多くの歯並びに対応できる一方で、患者様の生活に少なからず負担がかかる側面もありました。
特に大きかったのが見た目に関する制約です。金属の装置が歯の表側に固定されるため、会話や笑顔の際に装置が目立ちやすく、「人前に出る仕事だから」「接客業なので難しい」といった理由で、矯正歯科治療をためらう方も多くいらっしゃいました。
また、装置が固定されていることで生じる日常生活への影響も、矯正歯科治療が大変だと感じられる要因でした。食事の際に食べ物が詰まりやすく、歯磨きに時間がかかる、硬いものを避けなければならないなど、生活習慣そのものに制限が生じることも少なくありませんでした。
さらに、調整後に生じやすい痛みや違和感に対する印象も根強く残っています。「調整のたびに強い痛みが出る」「数日は噛めない」といった体験談を耳にし、矯正歯科治療=我慢が必要な治療、というイメージを持たれた方も多いのが実情です。
こうしたワイヤー矯正中心の矯正歯科治療は、当時の社会環境とも深く結びついていました。以前は「矯正歯科治療は成長期に行うもの」「大人になってから始めるのは珍しい」と考えられていた時代があり、仕事や家庭を持つ大人にとっては心理的なハードルが非常に高かったのです。
目立つ装置を長期間装着し続けること、定期的な通院のために時間を確保することは、忙しい社会人にとって現実的とは言えず、「仕事と両立できない」「通院が負担になる」と感じられていました。その結果、矯正歯科治療は「時間も覚悟も必要な治療」という印象が定着していきました。

矯正歯科治療というと、「どの装置を使うのか」に注目されがちです。ワイヤーなのか、マウスピースなのか──確かに装置の選択は重要な要素のひとつです。しかし、実際の治療結果を大きく左右するのは、装置そのものよりもどのような治療設計のもとで歯を動かしていくかという点にあります。
同じ装置を使用していても、治療の進め方や設計の考え方によって、仕上がりや安定性には大きな差が生じます。
品川区不動前駅・五反田駅の歯医者・歯科LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、矯正歯科治療を「装置ありき」で考えるのではなく、まず患者様のお口の状態を正確に把握し、その上で最適な治療設計を組み立てることを重視しています。
治療設計とは、単に歯を並べる順番を決めることではありません。歯並び・噛み合わせ・顎の動き・歯を支える骨や歯ぐきの状態などを総合的に評価し、「どの歯を、どの方向に、どのタイミングで、どの程度動かすのか」を事前に細かく計画するプロセスを指します。
歯は見た目以上に繊細な組織であり、無理な力をかければ、痛みや歯根への負担、治療後の不安定さにつながる可能性があります。そのため、矯正歯科治療では一時的な見た目の改善だけでなく、長期的に安定する噛み合わせを目指す設計が欠かせません。
また、患者様によって歯の動きやすさや反応の仕方は異なります。年齢、歯周組織の状態、過去の治療歴などによっても条件は変わるため、画一的な治療計画では十分とは言えません。だからこそ、初期診断の段階でどれだけ精密に情報を集め、将来を見据えた設計ができるかが、矯正歯科治療の質を大きく左右します。
マウスピース矯正は、目立ちにくく、取り外しができるという特長から、多くの方に注目されています。しかし、すべての症例に対して無条件に適している治療法ではありません。マウスピース矯正が成立するためには、いくつかの医学的条件を満たしている必要があります。
まず重要なのが、歯を動かすスペースや動かし方を正確にコントロールできるかどうかです。マウスピース矯正は、あらかじめ設計された段階的な力で歯を移動させる治療法であるため、治療計画の精度がそのまま結果に反映されます。歯の移動量や方向に無理があると、計画通りに進まないケースも考えられます。
さらに、噛み合わせの評価も欠かせません。上下の歯の接触関係や顎の動きを正しく把握せずに進めてしまうと、歯並びは整っても噛みにくさが残ってしまうことがあります。マウスピース矯正を安全かつ効果的に行うためには、見た目だけでなく機能面まで含めた設計が必要です。
加えて、歯や歯周組織の健康状態も重要な条件となります。歯ぐきや骨の状態によっては、歯の移動に制限がかかることもあり、場合によっては他の治療法を検討したほうが良いケースもあります。こうした判断は、精密な診査・診断を行ったうえで初めて可能になります。

矯正歯科治療はここ数年で大きく進化しています。その中でも、治療の考え方そのものを変えた存在が「インビザライン」です。従来の矯正歯科治療が、経験や感覚に頼る部分を多く含んでいたのに対し、インビザラインはデジタル技術を軸にした矯正歯科治療として発展してきました。
単に「目立ちにくいマウスピース」という枠にとどまらず、治療の予測性・再現性・安全性を高めた点にこそ、インビザラインの本質があります。
LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、インビザラインを「装置の選択肢のひとつ」としてではなく、治療設計を可視化できるデジタル矯正歯科治療として捉え、患者様一人ひとりに合わせた治療を行っています。
インビザラインの大きな特長のひとつが、治療開始前に行う3Dデジタルシミュレーションです。口腔内スキャナーによって取得した歯並びのデータをもとに、治療のスタートからゴールまでを立体的に再現し、歯がどのように動いていくのかを段階的に確認することができます。
このシミュレーションは、単なる完成イメージではありません。「どの歯を」「どの方向に」「どのくらいの量」「どの順番で」動かしていくのかを、事前に細かく設計した治療計画そのものです。これにより、治療の見通しを立てやすくなり、無理のない歯の移動を計画することが可能になります。
患者様にとっても、治療後の歯並びをイメージしやすい点は大きな安心材料です。「どのようなゴールを目指すのか」「どのくらいの期間が想定されるのか」といった点を、視覚的に共有しながら治療を検討できるため、納得したうえで矯正歯科治療を始めやすくなります。
インビザラインでは、1枚のマウスピースですべての歯を動かすわけではありません。治療計画に基づいて作製された複数枚のマウスピース(アライナー)を、一定期間ごとに交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。この段階的なアライナー設計が、インビザラインの治療精度を支えています。
1枚のアライナーが担う歯の移動量はごくわずかです。そのため、歯や歯を支える骨に過度な負担をかけにくく、計画的かつ穏やかな力で歯を移動させることができます。これは、矯正歯科治療において重要な「生体への配慮」という観点でも、大きな意味を持ちます。
また、アライナーは治療計画に沿って個別に設計されているため、歯並びの状態や動かし方に応じた細かな調整が可能です。歯の傾きだけでなく、回転や前後・上下方向の移動なども考慮した設計が行われており、見た目と噛み合わせの両立を目指した治療が可能になります。

インビザラインは「マウスピース矯正」という名称から、装置そのものに注目が集まりやすい治療法です。しかし実際には、同じインビザラインを使用していても、治療結果や満足度には大きな差が生まれます。その違いを生むのが、治療を支える“人の判断”と“設計の質”です。
インビザライン治療は、デジタル技術によって高度にシステム化されていますが、その精度を最大限に引き出すためには、以下の3つの要素が欠かせません。
インビザライン治療の成否は、治療を始める前の初期診断でほぼ方向性が決まると言っても過言ではありません。歯並びの見た目だけを確認して治療を進めてしまうと、治療途中で計画の修正が必要になったり、噛み合わせに違和感が残ったりする可能性があります。
初期診断では、歯の位置や傾きだけでなく、上下の噛み合わせ、顎の動き、歯を支える骨や歯ぐきの状態まで総合的に評価することが重要です。歯は単独で存在しているのではなく、噛み合わせや筋肉、顎関節と連動して機能しているため、全体を見渡した診断が欠かせません。
また、大人の矯正歯科治療では、歯周組織の状態や過去の治療歴も治療計画に大きく影響します。こうした情報を丁寧に整理し、「本当にインビザラインが適しているのか」「どのような設計で進めるべきか」を見極めることが、治療精度を高める第一歩になります。
インビザラインでは、3Dデジタルシミュレーションによって治療計画が作成されます。この治療計画は「クリンチェック」と呼ばれ、歯の動きを段階的に可視化したものです。しかし、クリンチェックは自動的に正解を示してくれるものではありません。
重要なのは、その計画をどのように読み取り、どこを調整するかという点です。歯の移動方向や順番、動かす量が生体にとって無理のないものか、噛み合わせの最終形が機能的に問題ないかなど、専門的な視点で一つひとつ確認する必要があります。
クリンチェックはあくまで「設計図」であり、そこに臨床的な判断を加えて初めて、実際の治療として成立します。計画の微妙なズレを見逃してしまうと、治療が予定通りに進まなかったり、追加の修正が必要になることもあります。
そのため、デジタルデータを正確に読み解き、必要な修正を加えられる力が、インビザライン治療の質を大きく左右します。
どれほど精密な治療計画を立てたとしても、すべての歯が完全にシミュレーション通りに動くとは限りません。歯の動き方には個人差があり、治療の途中で微妙なズレが生じることもあります。そこで重要になるのが、治療途中での観察力と判断力です。
インビザライン治療では、定期的なチェックを通じて、歯の動きが計画通りに進んでいるかを確認します。もし想定と異なる動きが見られた場合には、アライナーの使用方法の見直しや、計画の再調整を行う必要があります。このタイミングで適切な判断ができるかどうかが、最終的な治療精度に直結します。
また、患者様のライフスタイルや装着状況も治療経過に影響を与える要素です。そうした点も踏まえながら、無理のない形で治療を継続できるようサポートしていくことが、安心して治療を進めるためには欠かせません。

インビザラインは、目立ちにくく取り外しができる矯正歯科治療として多くの方に選ばれていますが、すべての歯並びに万能な治療法ではありません。インビザラインの特性を正しく理解し、適応となるケースと、慎重な判断が必要なケースを見極めることが、満足度の高い治療結果につながります。
品川区不動前駅・五反田駅の歯医者・歯科LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、「インビザラインができるかどうか」ではなく、「その方にとって最適な矯正歯科治療かどうか」という視点を大切にしながら診断を行っています。
インビザラインは、治療計画をデジタル上で正確に設計し、その通りに歯を段階的に動かしていく矯正歯科治療です。そのため、歯の動きが比較的コントロールしやすいケースでは、特に高い治療精度を発揮します。
例えば、軽度から中等度の歯並びの乱れ、前歯のガタつき、歯と歯のすき間が気になるケースなどは、インビザラインの特性を活かしやすい代表的な例です。歯を大きく移動させる必要がなく、段階的な力で調整できる場合には、治療計画通りに歯が動きやすく、見た目と噛み合わせのバランスを整えやすくなります。
また、過去に矯正歯科治療を受けた経験があり、後戻りによって歯並びが再び乱れてきたケースも、インビザラインが適応となることが多くあります。歯の移動範囲がある程度予測しやすく、細かな調整が必要な場合には、マウスピースによる段階的な設計が有効に働きます。
さらに、矯正歯科治療中の見た目や生活への影響をできるだけ抑えたい方にとっても、インビザラインは相性の良い治療法と言えます。装置を取り外せることで、食事や歯磨きがしやすく、日常生活の質を保ちながら治療を進められる点は、大人の矯正歯科治療において大きなメリットです。
一方で、歯並びや噛み合わせの状態によっては、インビザライン単独での治療が難しい、もしくは慎重な判断が必要なケースも存在します。特に、歯の移動量が大きい場合や、複雑な噛み合わせの調整が必要な症例では、ワイヤー矯正や他の治療法との併用を検討することが重要になります。
例えば、上下の噛み合わせに大きなズレがあるケースや、歯が大きく傾いている、強いねじれを伴っている場合などは、歯を動かす力や方向のコントロールが難しくなることがあります。このような症例では、ワイヤー矯正の方が安定した力をかけやすく、治療効率や結果の予測性が高まることもあります。
また、顎の成長や骨格的な要因が関係している噛み合わせの場合には、単に歯を並べるだけでは十分な改善が得られないこともあります。その場合、ワイヤー矯正や他の治療法を組み合わせることで、より適切な噛み合わせへ導く選択肢が考えられます。
重要なのは、「インビザラインが使えるかどうか」だけで判断しないことです。インビザラインにこだわりすぎると、治療期間が長引いたり、理想的なゴールに到達しにくくなる可能性もあります。だからこそ、症例ごとに治療法を柔軟に選択する姿勢が欠かせません。

インビザラインは、デジタル技術を活用した精密な矯正歯科治療ですが、その治療効果や満足度は「どの医院で、どのように行われるか」によって大きく左右されます。同じインビザラインという治療法であっても、診査・診断の考え方や治療設計の方針が異なれば、治療の進み方や最終的な仕上がりにも差が生じます。
品川区不動前駅・五反田駅の歯医者・歯科LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、インビザラインを単なる「目立ちにくい矯正装置」として扱うのではなく、お口全体の機能を整えるための矯正歯科治療として位置づけています。そのため、治療のスタート地点となる精密検査と、噛み合わせを重視した治療設計を特に大切にしています。
| 初期診断・3Dセットアップ | 22,000円(税込) |
|---|
※ご契約いただく患者様は、毎回の調整費用は総額費用に含まれます。
| 部分矯正 | 220,000円~(税込) |
|---|---|
| 全顎矯正 | 880,000円(税込) |
※こちらの治療は保険適応外となります。
当院のインビザライン治療は、詳細な精密検査から始まります。まず行うのが、口腔内スキャナーを用いた歯並びのデジタルスキャンです。従来の型取りとは異なり、歯の形状や位置関係を立体的に把握できるため、わずかなズレや傾きまで正確に確認することが可能です。
しかし、当院が重視しているのは「歯並びのデータ」だけではありません。矯正歯科治療において重要なのは、歯がどの位置にあるかだけでなく、どのように噛み合い、どのように機能しているかという点です。そのため、上下の歯の接触状態や顎の動き、噛む際の力のかかり方などを総合的に評価する咬合評価を丁寧に行っています。
噛み合わせは、見た目が整っているだけでは問題が解決しないことも多く、微妙なズレが違和感や負担として残る場合があります。初期段階で噛み合わせの状態を正確に把握しておくことで、治療中のトラブルや治療後の違和感を防ぎやすくなります。
また、大人の矯正歯科治療では、歯周組織の状態や過去の治療歴も重要な判断材料になります。歯ぐきや骨の状態によって歯の動き方は変わるため、こうした情報を踏まえたうえで治療計画を立てることが、無理のないインビザライン治療につながります。
インビザライン治療というと、「歯並びをきれいに整える」ことが目的だと思われがちですが、当院ではその一歩先を見据えた治療設計を行っています。それが、“歯だけを動かさない”という考え方です。
歯は単独で存在しているわけではなく、顎の動きや筋肉のバランス、噛み合わせと密接に関わりながら機能しています。そのため、見た目だけを優先して歯を動かしてしまうと、噛みにくさや疲れやすさといった不調が残ることもあります。当院では、最終的に「しっかり噛めること」「違和感なく使い続けられること」をゴールに設定し、治療設計を行っています。
具体的には、インビザラインの治療計画(クリンチェック)を確認する際、歯の並び方だけでなく、上下の歯の接触関係や噛み合わせの安定性を重視して調整を行います。歯の移動方向や順番に無理がないか、噛み合わせが偏らないかといった点を丁寧に検討し、必要に応じて計画の修正を行います。
また、治療中も定期的に経過を確認し、歯の動きが計画通りに進んでいるか、噛み合わせに変化が出ていないかをチェックします。こうした細かな確認と調整を積み重ねることで、見た目と機能の両立を目指したインビザライン治療が可能になります。
1
カウンセリング
インビザラインを使用したマウスピース矯正についての詳細な説明を行います。メリットやデメリット、マウスピース矯正の特徴など説明します。
2
精密検査
口腔内の検査、骨格と歯並びのバランスを診断するために、レントゲン撮影や3Dスキャンを行います。
3
矯正装置のセット
歯の清掃や歯の表面にアタッチメントの装着を行い、矯正装置をセットします。また、矯正装置の着脱方法やお手入れ方法、注意事項などについて詳しく説明を行います。
4
経過観察
治療期間内に数回、経過観察を行い、しっかり装置が適合しているかや使用状況をチェックします。
5
保定期間
治療が終了した後は、保定装置を装着し、歯並びが元に戻るのを防ぎます。定期的に通院し、歯並びや咬み合わせのチェックを行います。

インビザライン治療というと、「歯並びがきれいに整うこと」をゴールとしてイメージされる方が多いかもしれません。もちろん、見た目が整うことは大切な要素のひとつです。しかし、矯正歯科治療の本来の目的は、見た目の改善だけにとどまりません。
LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、インビザライン治療のゴールを「歯並びが完成した瞬間」ではなく、その歯並びを長く、快適に使い続けられることに置いています。
歯並びが整ったとしても、噛みにくさが残っていたり、歯磨きがしづらい状態であれば、日常生活の中で違和感を感じ続けることになります。矯正歯科治療において重要なのは、見た目・噛み合わせ・清掃性のバランスが取れているかどうかです。
まず見た目の美しさは、笑顔に自信を持つための大切な要素です。前歯の並びや口元の印象が整うことで、自然な笑顔が生まれ、心理的な変化を感じる方も少なくありません。しかし、見た目だけを優先して歯を動かしてしまうと、噛み合わせが不安定になり、噛むたびに違和感を覚えることがあります。
噛み合わせは、食事のしやすさだけでなく、歯や顎への負担にも直結します。噛む力が一部の歯に集中してしまうと、歯の摩耗やトラブルにつながる可能性もあります。そのため、上下の歯がどの位置で、どのように接触するのかを考慮した治療設計が欠かせません。
さらに、歯並びは清掃性にも大きく影響します。歯が重なっていたり、細かな凹凸が多い状態では、歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。矯正歯科治療によって歯並びを整えることで、日々のセルフケアがしやすくなり、お口の健康を維持しやすい環境が整います。
インビザライン治療では、これら3つの要素を同時に考えながら治療を進めることが重要です。見た目だけでなく、機能性と清掃性まで含めて整えることで、治療後の満足度は大きく変わります。
矯正歯科治療で意外と見落とされがちなのが、治療後の安定性です。歯は、動かした直後の状態が永遠に続くわけではありません。周囲の筋肉や舌の動き、噛み癖などの影響を受け、元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こることがあります。
だからこそ、インビザライン治療では「歯を動かす過程」だけでなく、「治療後にどのように安定させるか」という視点が欠かせません。歯が無理のない位置に収まっているか、噛み合わせが自然に機能しているかといった点は、後戻りを防ぐための重要な要素です。
また、治療後の状態を維持するためには、リテーナー(保定装置)の使用や、定期的なチェックも重要になります。こうしたアフターケアまで含めて治療計画を考えることで、矯正歯科治療の効果を長く保つことができます。
品川区不動前駅・五反田駅の歯医者・歯科LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、インビザライン治療を「歯を並べて終わり」にするのではなく、治療後の生活まで見据えた矯正歯科治療として捉えています。噛み合わせや清掃性を重視した設計を行うことで、治療後も安定しやすい歯並びを目指しています。
インビザライン治療を検討される際には、完成時の見た目だけでなく、その先の生活まで含めて考えてみてください。それが、後悔のない矯正歯科治療への第一歩になります。

矯正歯科治療を検討する際、「まず何から始めればよいのか分からない」「本当に自分に必要な治療なのか判断できない」と感じる方は少なくありません。歯並びの悩みは見た目の問題として捉えられがちですが、噛み合わせや清掃性、将来的なお口の健康にも関わるため、安易な判断で治療を始めてしまうことはおすすめできません。
品川区不動前駅・五反田駅の歯医者・歯科LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、正しい診断に基づいてこそ、納得できる矯正歯科治療が実現すると考えています。
カウンセリングは、単に治療方法や期間、費用を説明する場ではありません。本来の役割は、患者様のお悩みや不安、治療に対する考え方を丁寧に共有し、その上で「どのような治療が適しているのか」を一緒に整理していくことにあります。
次に重要なのが、現在のお口の状態を正確に知ることです。歯並びの状態だけでなく、上下の噛み合わせ、顎の動き、歯や歯ぐきの健康状態などを総合的に確認し、「なぜ今の違和感が生じているのか」「治療によって何が改善できるのか」を分かりやすくお伝えします。
この段階で状態を正しく理解することで、治療に対する不安が軽減され、「自分に必要な治療かどうか」を冷静に判断しやすくなります。
また、矯正歯科治療には複数の選択肢が存在します。インビザラインが適している場合もあれば、他の治療法を検討した方がよいケースもあります。それぞれのメリット・注意点を整理し、患者様の生活スタイルやご希望に照らし合わせながら説明することも、カウンセリングで欠かせないポイントです。
矯正歯科治療は、決して急いで決断するものではありません。治療期間が比較的長く、お口の状態や生活に与える影響も少なくないため、「本当に納得できてから始める」ことがとても大切です。
品川区不動前駅・五反田駅の歯医者・歯科LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、無理に治療を始めることをおすすめしていません。カウンセリングや診断の結果、現時点では経過観察が適していると判断する場合もありますし、患者様のタイミングが整ってから改めて検討するという選択も尊重しています。
治療を急がない理由のひとつは、矯正歯科治療が「やれば必ず正解」というものではないからです。歯並びや噛み合わせの状態によっては、治療によるメリットと負担を慎重に比較する必要があります。そうした判断を丁寧に行わずに治療を進めてしまうと、「思っていた結果と違った」「もっとよく考えればよかった」と感じてしまう可能性もあります。
当院のスタンスは、患者様にとって最適な選択を一緒に考えることです。そのため、治療を前提とした説明ではなく、「治療をする場合」「今はしない場合」それぞれの選択肢について、できる限り客観的にお伝えしています。納得した上で治療を始めるからこそ、治療中も前向きに取り組むことができ、結果として満足度の高い矯正歯科治療につながります。
矯正歯科治療を成功させるために最も重要なのは、治療技術や装置の種類だけではありません。ご自身のお口の状態を正しく知り、その情報をもとに、納得した選択をすることが何より大切です。
LOTUS DENTAL CLINIC不動前では、カウンセリングと診断を「治療の入口」ではなく、「判断するための時間」として大切にしています。すぐに答えを出す必要はありません。まずは現状を知り、疑問や不安を整理することから始めてみてください。
正しい診断のもとで選択した矯正歯科治療は、治療期間中も、そして治療後も「やってよかった」と感じられるものになります。その第一歩として、どうぞお気軽にご相談ください。