医療はチーム医療。
一人では限界がある。ということで助けてくれるスタッフが必要です。
受付に助手に、歯科衛生士、そしてドクターでのチームを作る必要があります。

そこでスタッフを募集しないといけないのですが、

もともとの知り合いに声をかけるか、衛生士学校に営業にいくか、求人サイトに募集をかけるか、この３つが主流のアプローチになります。テナント開業ですと物件が決まってから開業までは３−４ヶ月で進むことが多いため、基本的には２−３ヶ月での募集と採用になります。

時間はあまりありません。

今回はグッピーという大手の医療人材マッチングサイトに登録しました。

現在全国的に衛生士さんが不足していて、どこも採用に困っているそうです。

歯科衛生士は国家資格で、非常に貴重な人材なのですが、

女性のご結婚ご出産などで一旦離職された後は、復職の割合がとても低い。

参照：dStyle

復職しようにも、一般的な歯科医院の営業時間や営業規模を考えると、柔軟な雇用が難しいというのが現状となっています。柔軟な雇用を達成するには、経営の規模と充実した福利厚生システムが必要となってきますので、全国の歯科診療所の中でもそう多くはないでしょう。そのような背景から、歯科で採用する衛生士は20代から30代までがとても多く、離職すると戻ってこないというケースが多くあります。そのような背景から、多くのクリニックで衛生士が不足していて困っているという現状になっています。

参照：dStyle

さて、我がクリニックのことを考えると、衛生士業界の全体感など話している余裕はなく、

目の前の採用を進めることしかできません。

しかし今回グッピーに登録してみて驚いたのが、労働条件の良さです。

衛生士が不足しているため、需要と供給のバランスが崩れています。

需要サイドがどんどん条件を上げることによって、優良な人材の供給を取りに行っています。

給料は良く、勤務時間は少なく、福利厚生は充実していて、休みも多く、多くを学べる。

そんな職場が人気の職場になります。

すべての条件が揃った職場、それはまさに夢の職場です。

私自身も求人情報を乗せるにあたり、様々なことを顧みました。

今後の人生、衛生士や歯科助手の労働条件に関して一生考え続けると思います。

まぁでもとにかく患者さんに優しいスタッフと働きたい。

 

LOTUS  矢野