内装の打ち合わせがついに始まりました。
イメージを共有できるデザイナーさんについに出会いました。
商店やオフィス、飲食店などを数多く手がけられてきた方ですが、
なんとクリニックデザインは初とのこと。
これだけでワクワクします。
そうです。
結果的にクリニック専門内装業者ではないデザイナーと内装業者に依頼することとなりました。
このようなケースはたまにあるそうです。
私がデザイナーに伝えたテーマは
「癒し」と「アート」です。
基本的なコンセプトに加えて、
基本図面の例をいくつかお渡ししました。
そこで仕上げていただいた第一図面をもとに
デザイナーさんのオフィスで打ち合わせ。
種々の要件をすり合わせていきます。
仕事場を見学させていただきましたが、
その仕事のタッチは匠の領域。
高速で図面を調整していきます。
曲線や直線を組み合わせながら、
平面図でありながらも立体的イメージングまでしつつ、
スタッフや患者の動線、収納、機材の配置などの細かい情報を吸い上げながら、全体イメージングで調整されていました。
普段、患者さんのインプラントや被せものを設計するものとして
緻密さと正確さに、非常に親近感を感じました。
打ち合わせでは、90%以上仕上がったと感じています。
残りの微調整は、内見を再度行い、
給排水や防災面での条件を加味しながら、
また、医療機器メーカーとうち合わせしながら、
正常に稼働する設計にまで煮詰めていきたいと思います。
LOTUS 矢野